
ユニバーサルデザインコーディネータが見につける「知識」と「情報」と「技術」についての概念図と解説をご紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 【ユニバーサルデザインの考え方】 | ユニバーサルデザインの歴史から、定義、原則の使い方を学び、他の概念との混同や誤解されやすい現状を、打破出来る力を身につけ、正しい知識を広められる事を目指します。
対象講座 |
| 【人の特性に関する知識】 | 色々な人への配慮をする前に、色々な人とはどんなひとなのか、漠然とではなく、具体的に知ることが重要です。2級では主に障がいを、準1級では人の4大特性(※)について、個別に学びます。
※「人の4大特性」とは 対象講座 |
| 【様々な利用者の視点】 | 6つの疑似体験(※)を通じて、新しい視点を身につけます。自分とは違う特性を持った人が、どんな所で困り、何がなぜ使えないのか、このことを頭ではなく、体で理解する「疑似体験」が、製作者のスキルアップには欠かせません。自分とは違う人の特性を持った人の、大変さを知るのではなく、どのようなデザインなら使えるのか、という視点の出発点に立つためにも必要なカリキュラムです。
※「6つの疑似体験」とは 対応講座 |
| 【商品分野ごとの知識】 | ユニバーサルデザインを実現するためには、各分野ごとの知識は必須です。例えば印刷物のUD化には印刷物に関するそもそも知識が必要で、エレベーターのUD化にはエレベーターの知識が必要です。この知識は、各コーディネータが個別に会社や仕事を通じて、学んでいる内容です。 |
| 【ターゲットペルソナ】 | 扱っている商品、サービス、施設ごとに、対象とするターゲットは変わってきます。この対象ごとに変わる配慮すべきターゲットを特性別に整理し、複数のターゲットペルソナを詳細に作成することで、漠然とした問題点が明らかになってきます。このターゲットペルソナの作成を出来るようになることを目指します。
対象講座 |
| 【UD目標の数値化・明文化】 | 目標を正しく定めると、実現する。このことは、ユニバーサルデザイン実現にも当てはまります。目標を正しく定めて、明文化する方法を学びます。
対象講座 |
| 【UD訴求理念】 |
数値化が難しいが、重要なことを明文化します。コンセプトとは違う、その商品やサービスのあり方を文章化したもので、プロジェクトメンバー全員でそれぞれの想いを入れて、作成することができます。
対象講座 |
| 【希望制約リスト】 | ユニバーサルデザイン実現にはコストをはじめ、様々な制約が存在します。その「制約」と、対照的な「希望」を洗い出し、部門を超えて情報を初期から共有することで、アイディアの効率的な量産体制を整えます。
対象講座 |
| 【UD課題抽出調査】 | 1回目のリアル・ユーザー・テスト(実利用者実験)を通じて、実際の利用者の思考と行動を知り、課題を抽出します。 これは、この後のデザインの根拠となる基礎研究ともいえる調査です。 対象講座 |
| 【誤認・誤使用発見調査】 | UD課題抽出調査を経て試作品を作成した後に必要となる2回目の調査です。新しい工夫には、新しい課題が潜んでいることが常です。その新しい課題を試作品の段階で明らかにして、確実に改善を行うことが出来ます。
対象講座 |
| 【UD効果検証調査】 | 完成品に対して行う3回目の調査です。最後に完成品で調査を行うことで、従来品との違いを明らかにし、本当に「より使いやすく」なっているのか、を科学的に確かめることができます。この時点の実際の利用者の反応を広報や営業の訴求ポイントに採用することも可能です。
対象講座 |
| 【UDアプローチ】 |
1回目、2回目のリアル・ユーザー・テスト(実利用者実験)を通じて見つかった課題や、法則性を製品へ反映させるための技術です。どんなに有効な調査をしても、見つかった課題を製品に反映できなければ意味がありません。ここで、「ターゲットペルソナ」「UD目標の数値化・明文化」「UD訴求理念」「希望制約リスト」が活きてきます。 対象講座 |
| 【UD視点のユーザビリティ】 | UD視点のユーザビリティとは、コンピューター分野を中心に発展してきたユーザビリティの技術から、本当にユニバーサルデザイン実現に必要な部分を効率的に学ぶとともに、学問としての歴史と問題点にも触れます。
対象講座 |
| 【UD視点のヒューマンエラー】 | ヒューマンエラーの分野は本来、労働現場における事故防止、原因究明のための学問です。そのため、労働条件(仕組み)や教育によって改善することが主流となっています。しかし、ユニバーサルデザインの場合は、従業員ではなく、一般利用者であることが多く、その対策には別の視点が必要です。しかし、エラー特性の分類に関しては、非常に参考になる点が多くあり、この点を中心に学びます。
対象講座 |
| 【UD視点の認知科学】 | 人が生まれてから亡くなるまでの認知について学ぶ学問が、認知科学であり、その対象はとても広く、全てを学ぶことは非常に大変です。しかし、ユニバーサルデザイン実現のために必要な部分は、「直感的な利用」に結び付ける、「アフォーダンスと制約」等の知識を重点的に学びます。
対象講座 |
| 【UD視点の人間工学】 | 労働現場に科学的なアプロ―チをすることで人間工学は発展してきました。人の寸法を測り、製品開発に活かすことが主流ですが、ユニバーサルデザイン実現のためには、この測り方と実際の利用状況に乖離があると、本当に「使いやすい」ものにはなりません。学問の使い方と、注意点について学びます。
対象講座 |