
高齢者や外国人、子どもや障がい者などの「新しいユーザーへの配慮」や、ユーザーの「誤認や誤使用を防ぐ」ために必要な知識と技術が学べます。
「バリアフリー新法に適合した建築をする」ために必要な知識と、「利用者調査に関する技術」について体系的に学ぶことができます。そして、手すりやスロープなど決まりきったバリアフリー的な対応に疑問を感じている方、「その先」について学べます。
「デザイン性を求めても、使いやすさが犠牲にならない方法」があります。
多様な人材が働きやすい職場を作るためには、まず人事が、「人の多様性について本質的な理解」をしていることが必要です。
人の様々な特性を理解すると、結果として、分かりやすい資料作り、分かりやすい授業につながります。
「観察技術」を身につけると、必要とされている新しいサービスに気付き、創造することができます。
ユニバーサルデザイン実現の技術が実は、「新しいマネジメント方法」でもあることが理解され始めています。
お客様へのコミュニケーションをデザインすることで、自社製品の魅力がダイレクトに伝わり、信用力にもつながります。
ユニバーサルデザインというと、「デザイン」という言葉の印象から、「ユニバーサルデザイン」という種類の「商品デザインのタイプ」「商品デザインの特徴や工夫」のことなのではないかという風に思われる方も少なくありませんが、実は違います。
「ココがこうなっているとユニバーサルデザイン」「丸みがあるほうがユニバーサルデザイン」といった物理的なデザインではく、その先にある、モノや空間、サービスが人に対して与える影響をデザインすることがユニバーサルデザインなのです。
ユニバーサルデザインは、商品デザインや商品特性を指す言葉ではなく、「人とモノや空間、サービスとの関係性そのもの」を指す「考え方」です。
ユニバーサルデザインは、製品や環境、コミュニケーションをはじめ、幅広い分野にかかわり、貢献度の高い設計につながります。
ユニバーサルデザインは人と物との円滑なコミュニケーションを目指す考え方です。
作り手の方は、より多くの人に喜ばれる使いやすい、分かりやすいモノづくりに活かします。消費者の方は、本当に自分に必要な製品を探すために活かしたり、日々の生活の中で、物と自分との関係性を再構築するために活かすこともできます。
人と人のコミュニケーションが大切なことは言うまでもありませんが、人と物とのコミュニケーションが改善されることで、解決されることも実はかなり多いのです。
たとえば、「業務用機械」。新人がなかなか操作を覚えないために、先輩が教えるのが大変で、イライラしていることがあります。そのような状況では人間関係も悪くなる恐れがあります。もし、覚えやすい「業務用機械」であれば、本人にとっても、先輩にとっても楽で、イライラせず、人間関係にも良い影響を与えられる可能性があります。
すべて人で解決しようとするのではなく、人と物とのコミュニケーションを改善し問題を解決する、というユニバーサルデザインの活かし方があります。